梅雨から夏場にかけての暑い季節に注意したいのが食中毒です。食材の状態が悪く細菌が増殖するケースだけでなく、調理中に使用する道具から感染するケースも多く、衛生対策をきちんと施しておくことが重要です。
特に見落とされがちなのが包丁の「柄」の部分。直接食材に触れていないためつい油断しがちですが、実は細菌が発生しやすい箇所として注意が必要です。
今回は包丁の柄から食中毒が発生する原因と対策をご紹介します。暑い季節の衛生対策に役立つ情報としてお役立てください。
気温が上昇する夏場は食中毒のリスクが高まる
細菌が原因となる食中毒は6月から8月に多く発生します。ちょうど梅雨から夏にかけての季節ですが、この時期は気温や湿度が高くなり、細菌が活発に活動しやすい環境が整います。わずかな細菌でもあっという間に増殖するため、食中毒のリスクが高くなります。
食中毒が感染する経路は、大きく2つ。1つは食材に付着している細菌から感染するケースです。肉や魚といった食材にはもともと細菌が付着している場合が多く、保管状態や適切な加熱調理がなされないと食中毒を引き起こします。夏場は食材の傷みも早いため、細菌も増殖しやすくなります。
もう1つは人の手。細菌は人の手にも付着しています。細菌が付着したままの状態で調理器具やお皿、食材などを触ってしまい、そこから感染するケースです。
食中毒を引き起こさないためには、「食材の管理や適切な調理」「手洗いや、調理器具の洗浄・殺菌」などをきちんと心がけるのが重要です。
※参考：「食中毒予防の原則と6つのポイント」政府広報オンライン
見落としがちな包丁の「柄」から感染するケースも
食中毒を起こさないためには「調理器具の洗浄・殺菌」が重要とご紹介しましたが、見落とされがちなのが包丁の柄の部分です。
包丁を洗浄する際は、食材に直接触れる刃の部分に注目しがちですが、実は柄の部分も調理中に水分や食材が付着しやすく、そこから細菌が増殖します。手に細菌が付着している場合も柄の部分に細菌が広がるため、食中毒のリスクが高くなります。
また木製の柄の場合、傷や凹みに細菌が入り込みやすいのも注意が必要なポイント。長く使用していると柄と刃の付け根に隙間が生まれるため、ここからも細菌が増殖してしまいます。
包丁の柄から食中毒を起こさないための対策は？
では包丁の柄から食中毒を起こさないためには、どのような対策が必要なのでしょうか。
包丁全体の洗浄をしっかりとおこなう
食中毒を起こさないための基本は調理器具の洗浄です。
刃の部分はもちろん、柄や付け根の部分まで専用の洗剤を使って丁寧に洗浄します。洗浄後は湿気の少ない環境で乾燥させるのもポイント。湿度が高い季節は自然乾燥しづらいため、洗浄後に清潔なふきんなどを使って水気を落としておくと乾燥しやすくなります。ふきんもしっかり洗浄・殺菌した、乾いたものを使うようにしてください。
感染リスクが高い生肉などは調理器具を分ける
食中毒に注意が必要な食材が、生肉や生魚です。新鮮な状態でも細菌が付着している場合があるため、加熱処理する前に包丁で切り分けると細菌が付着してしまいます。二次感染を防ぐには、先に野菜などを切り、最後に生肉などを切り分けるなど順番を工夫するのが効果的です。
それでも些細な部分から細菌は増殖し、食中毒を引き起こします。万全を期すなら、食材によって包丁やまな板などの調理器具を使い分けるようにしましょう。物理的に接触する機会を無くすことで、感染のリスクを抑えることができます。
包丁の柄の素材に注目する
包丁の柄の素材に注目するのも、食中毒対策としておすすめです。例えば、木製の柄は傷や凹みが入りやすく、水気を吸収しやすい特徴を持っています。もちろん丁寧に洗浄すれば安心ですが、プラスチック製のように水気を弾きやすくお手入れがしやすい素材なら、細菌が増殖するリスクを軽減できます。
お手入れがしやすく使い勝手に優れた「cocochical セラミックナイフ」
ここまで包丁の柄から食中毒が発生する原因と対策をご紹介しました。お手入れがしやすく使い勝手に優れている包丁をお探しなら、「cocochical セラミックナイフ」がおすすめです。
柄の部分まで除菌漂白が可能
cocochical セラミックナイフは、刃の部分にセラミック素材を使用しています。柄にもポリプロピレン／ポリエチレンを使用しているので、台所用漂白剤による洗浄ができます。台所用漂白剤は除菌効果が非常に高く、本格的な消毒・殺菌が可能。また水を弾きやすく、乾燥しやすいのも食中毒対策に効果的です。
鋭い切れ味と驚くような軽さで使い勝手が抜群
cocochical セラミックナイフは、刃が吸い込まれるような“エアリーカット”が特徴です。金属素材の包丁とは違うセラミック素材ならではの切れ味は、毎日の調理に心地よさを提供します。
また一般的な同程度サイズの金属包丁に比べ、約半分の重量もcocochical セラミックナイフの魅力。持った瞬間に驚くような軽さで、長時間使っていても疲れにくくなっています。
ハンドル設計にもこだわっており、さまざまな持ち方や握りかえにもフィットしやすい自由度の高いデザインを追求。細部の使いやすさにもこだわりました。
食中毒対策で毎日の食卓に美味しさと安心を
今回は包丁の柄から食中毒が発生する原因と対策をご紹介しました。気温や湿度が高い季節は食中毒を引き起こす細菌が増殖しやすい時期です。食材の保管や適切な加熱処理だけでなく、細菌を持ち込まないための手洗いや調理器具の洗浄が重要となります。
特に包丁の柄は、洗浄時にはついつい見落としがちな部分です。刃だけでなく、柄の部分までしっかり洗浄を心がけ、細菌の増殖をしっかりと予防しましょう。
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