セラミック包丁とは?

セラミック包丁とは?

セラミック包丁とはその名の通り、刃が金属ではなくセラミックで作られた包丁のことです。
金属の包丁とは違って刃が白や黒のものが基本で見た目に怖さがないのも特長です。
それだけではなく一般的な金属包丁にはない様々な特長を持ち合わせています。
ここではそんなセラミック包丁の特長についてご紹介します。

メリット①

軽く、鋭く、キレイに切れる

セラミック包丁はすーっと刃が食材に吸い込まれていくような感覚で、軽く切れるのが特長です。
重量も金属の包丁に比べ半分程度の重さで負担が少ないため、切ることに心地よさを感じられます。
またセラミック包丁の原料であるファインセラミックスはダイヤモンドでなければ研げないほど硬い材質なので、摩耗しにくく鋭い切れ味が長続きします。

メリット②

食材が変色しにくい

セラミックの刃は金属とは違い、金属イオンが出ないので、リンゴやレタスを切っても切り口が変色しにくく、キレイに仕上げることができます。

メリット③

食材本来のおいしさをキープ

セラミック包丁は食材に金属の嫌なにおいがつかないので、食材の風味を壊さず料理をおいしく仕上げることができます。また、肉の脂やニンニクの強いにおいも、洗い流すことで刃に残りません。

メリット④

サビない

ファインセラミックスは焼き物の一種なのでサビません。
また酸やアルカリにも強いので、レモンなど酸味のあるフルーツを切っても刃が腐食しません。

メリット⑤

漂白除菌・食器洗い乾燥機OK

セラミック包丁は台所用漂白剤の浸け置きができます。除菌ができるので、いつまでも衛生的です。また熱に強いので、食器洗い乾燥機を使うことができます。※

※ハンドルが木製やバイオ樹脂使用の商品を除く

デメリット①

誤った使い方をすると、欠けることがある

セラミック包丁は金属包丁のように曲がらないため、硬いものを無理に切ったり、叩いたり、こじったりした場合に刃欠け、刃折れを起こすことがあります。

デメリット②

通常の砥石では研げない

セラミック包丁は一般的に切れ味が長持ちするといわれているとはいえ、徐々に切れ味は落ちていきます。