cocochical

セラミックナイフができるまで

-新素材Z212 とモノづくりの工夫-

京セラが家庭用セラミックナイフの販売を始めたのは1984年。
軽く、サビずに、切れ味が長く続くという特長は、長年多くの家庭で支持されてきました。
17年ぶりに刃素材を刷新した、待望の新シリーズ「cocochical(ココチカル)」。
その背景にある、モノづくりの工夫をご紹介します。

「切れ味を長く保つ」素材開発

新シリーズの開発でまず取り組んだのが、刃の材料開発です。
従来品(Z206)よりも硬いセラミックスを配合することで、刃先の摩耗を抑え、切れ味が2倍以上続く刃を実現しました。
毎日の調理で使う道具だからこそ、使い始めの切れ味だけでなく、その状態が続くことを重視しました。

硬さと欠けにくさ、その両立

一方で、素材を硬くすると、刃が欠けやすくなるという課題が生まれます。
これはセラミックスの特性上、避けて通れない問題でした。
そこで京セラでは、原料の配合比率から焼成条件、加工工程までを一から見直し、独自の製法を確立。
硬さを保ちながらも、欠けにくさを示す「破壊靭性値」を高い水準で維持することに成功しました。

加工の難しさと向き合う

新素材(Z212)は非常に硬い素材であるため、刃付けなどの加工時に細かな加工痕が残りやすいという新たな課題もありました。
切れ味だけでなく、見た目の美しさも大切にしてきた京セラにとって、これは大きなテーマでした。
加工条件や工程の順序を細かく検証し、試作を繰り返しながら、仕上がりの品質を高めていました。

お客様の声
-使った瞬間に伝わる切れ味-

「切れ味にビックリ」
とにかく切れ味が良く、軽い力でサクサク切れます!今までの包丁は長年使ったセラミックタイプでしたが、こんなにも違うのかと思いました。人参を切った時には断面にツヤを感じました。切れ味が良いとみじん切りをするのも楽しくなります!

「期待以上の切れ心地」
まず切ったのは鶏むね肉です。事前に魚の刺身に威力を発揮することは知っていたものの、肉類に通用するかどうか、正直いって不安でした。いざ、と手許に力を入れようとすると「そんなの必要ないよ」と言わんばかりに、皮も身もシャッシャッと気持ちよく切れていくではありませんか。これは長く使いたいと喜んでいます。

※ご紹介した「お客様のお声」は、製品購入者によるレビューの一部を掲載しております。

忙しい毎日に寄り添う道具として

cocochicalは切れ味が長く続くため、研ぐ頻度が少なく済むだけではなく
軽量で持ち替えがしやすく、濡れたままでもサビる心配がありません。
また、食洗機にも対応しており、日々のお手入れに気を使う必要もありません。
日々の負担を減らしながら、料理の時間を心地よいものにすることを目指しています。

これからも続く、モノづくり

素材、工程、デザイン。一つひとつを見直し、積み重ねて生まれたのがcocochicalです。
京セラはこれからも、暮らしの中で自然に使われ続ける道具を目指し、改良と挑戦を続けていきます。

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