日頃のお手入れから研ぎ直し方法までをご紹介
セラミックナイフを初めて使われる方や、
普段使いしているが、最近、刃の汚れや切れ味が落ちてきたと感じる方へ。
使用後のお手入れ方法から、研ぎ直しに関する情報をまとめてご紹介します。
セラミックナイフは、野菜や肉の下ごしらえなど、普段のお料理でお使いいただくのにピッタリな包丁です。
切れ味が鋭いからという理由もありますが、
お手入れが簡単という点もあります。
セラミックナイフの刃体に使われている
ファインセラミックスは金属ではなく、
「陶器」の一種のためサビることがありません。
そのため使用後は台所用洗剤とスポンジで洗い、汚れを落とし、水かぬるま湯でよくすすぎ、風通しの良い場所で乾燥させるだけでOKです。
セラミックナイフは白い刃が特長の1つである反面、長くお使いいただくと人参やトマトなどの食材の色が移ることがあります。
そんな時に、「元の白さは取り戻せない?」「買い替えるしかない?」とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、諦めないでください!
白の刃をご自宅で取り戻す方法がございます。
それは、「漂白除菌」です。
ファインセラミックスはサビないだけでなく、「耐薬品性」にも優れていることから、除菌漂白をしても刃を傷めたり、サビたりすることはありません。
そのため、包丁としての機能を損なうこともなく、刃の白さを取り戻すことができます。
実際に漂白除菌のやり方を説明していきます。
セラミックナイフ(包丁)の漂白除菌の方法
台所用漂白剤のうすめ液を作り、約2分浸け置きます。または、手軽にご利用いただける泡タイプの漂白除菌もおすすめです。
包丁の柄の部分もしっかり除菌できるよう浸けましょう。それから流水でよくすすぎます。
※台所用漂白剤のうすめ液の作り方は漂白剤各メーカーの使用方法ご覧いただき、使用上の注意をお守りください。
動画のように、実際に着色汚れした包丁を漂白除菌してみると、蓄積された刃の汚れが、キレイな真っ白な状態に元通りになりました。
(撮影者コメント)
実際に漂白除菌をしたのは初めてでしたが、こんなにキレイに白色に戻せるとは思っていませんでした・・・(笑)
是非一度体験をしてみてください!
万が一、包丁を浸けるための大きいバットやボウルが無い場合は、刃部分にキッチンペーパーを巻き付け、台所用漂白剤と水で濡らすことで、漂白除菌することもできます。
真っ白な状態にセラミックナイフが戻る感動を是非ご体験ください!
セラミックナイフ(包丁)の研ぎ直しについて
長くお使いいただく中で、汚れだけでなく切れ味についても気になる方はいらっしゃるかと思います。セラミックナイフは切れ味が長く続くことが魅力の一つですが、それでも毎日使用していると、少しずつ切れ味が悪くなってきます。
セラミックナイフは金属よりも硬い素材のため、通常の砥石では研ぐことができません。
セラミックナイフの研ぎ直し方法が気になる方へ、京セラ独自のサービスや、ご自宅でお使いいただける研ぎ器(シャープナー)についてご紹介いたします。
研ぎ直しサービス
京セラ製セラミックナイフの研ぎ直しは、当社にて有償で承っております。
研ぎ直し料金 1,000円(税込)
刃に命を吹き込む刃付け加工を熟練工が1本1本丁寧に行います。
お支払いは代金引換です。商品お受け取りの際、運送業者にお支払いください。
※発送料はお客様ご負担です。※返送料は弊社で負担いたします。
(詳しい内容はこちらをご参照ください。)
ご自宅での研ぎ直し
お手元のセラミックナイフをご自宅で手軽に研ぎ直ししたい場合、京セラ製 電動ダイヤモンドシャープナーをご使用ください。
セラミックスだけでなく、ステンレスやチタン・鋼など両刃の金属包丁にもご使用いただけます。
(詳しい使い方はこちらをご参照ください。)