【素材別】まな板の種類と選び方

【素材別】まな板の種類と選び方

まな板はお料理に欠かせないキッチンアイテム。日常的に使用する頻度も多いですが、購入や買い替えを検討していると迷うのが、まな板の素材の選び方です。

プラスチック製や木製、ゴム製など、さまざまな素材の種類がありますが「素材別の特徴の違いが分からない…」「結局どれを選べばいいの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょか。 そこで今回は、まな板の素材別の特徴や、どれを購入すればよいのか選び方のポイントをご紹介します。ぜひ購入の参考にしてください。

まな板の選び方のポイントは3つ

まネギを切る様子

素材別の特徴をご紹介する前に、まずはまな板を選ぶ時の基本的なポイントを整理しておきましょう。

  1. お手入れのしやすさ
  2. 耐久性の高さ
  3. 刃当たりの良さ

1.お手入れのしやすさ

1つ目のポイントは「お手入れのしやすさ」。日常的に使用する頻度が多いまな板は、使用する度にお手入れをしないと清潔な状態を保てません。しかし、しっかりお手入れする時間がない方や、手間を減らしたいといった方も多いでしょう。

そんな方はあらかじめお手入れがしやすい素材を選んでおくと、清潔な状態を保ちつつお手入れの手間も軽減できます。

2.耐久性の高さ

2つ目は「耐久性の高さ」。まな板はどうしても刃が直接当たるため、長く使用していると傷が目立ってきます。実はこの傷の隙間こそ雑菌やカビが繁殖する要注意箇所!耐久性が高く、傷が付きにくい素材を選んでおくのは、衛生状態を保つためにも重要です。

もちろん、長く使い続けられれば環境にも優しく経済的ですね。

3.刃当たりの良さ

3つ目は「刃当たりの良さ」。刃当たりが良い素材のまな板を選ぶと、包丁が触れたときの手への衝撃が少なく、疲れにくくなります。また、刃当たりの優しい感触やカット音の心地よさは、キッチンに立つ日常に楽しさや喜びを与えてくれます。

お料理好きな方ほど、刃当たりの良さに注目して商品を選んでみましょう。

まな板の素材別の違いはどこ?特徴を解説

ここからは、選ぶ方の基本的なポイントを踏まえつつ、まな板の素材別の特徴を見ていきましょう。

それぞれの素材がどんな人におすすめなのかもご紹介していますので、素材選びの参考にしてください。

プラスチック製

プラスチック製のまな板

プラスチック製のまな板はお手入れのしやすさが大きな特徴です。中性洗剤での洗浄に加え、除菌漂白もできます。他の素材に比べて重量も軽いため、さっと持ち上げて洗浄できる手軽さや収納のしやすさも魅力です。また、価格がリーズナブルでカラーバリエーションが豊富なのもプラスチック製まな板の特徴でしょう。

一方で水気が多く不安定な場所で滑りやすい点や、刃当たりの良さに劣る点はデメリット。滑り止め機能が付いている商品や、まな板の下にタオルやふきんを敷くなどひと工夫すると良いでしょう。

【こんな人におすすめ】
  • お手入れがしやすく、リーズナブルな価格帯のまな板を選びたい
  • 刃当たりの良さや心地よさより実用性を優先したい

木製

木製のまな板

木製のまな板は刃当たりの良さやカット音の心地よさに優れています。木材が衝撃を吸収するため手が疲れにくく、長時間の調理をする場面にもおすすめ。素材が水分を吸収しやすいため、滑りにくく安定感に優れているのも特徴です。また刃当たりが優しいため、包丁の刃を傷めにくいのもメリットで、料理好きの方にはぴったりです。

デメリットはお手入れの手間がかかる点です。水分を吸収しやすいため使用後はしっかり乾燥させないと黒ずみやカビが繁殖する原因になります。また中性洗剤は使用できますが、除菌漂白剤は使用できません。お手入れの手間を軽減したい方には不向きな素材です。

木材の素材によって速乾性が高いものや、水はけがよいものもあるため、木製のまな板を選ぶならどの木を使っているかも注目してみましょう。

【こんな人におすすめ】
  • 刃当たりの良さや手が疲れにくい素材を選びたい
  • 多少お手入れが手間でも、使い心地のよさを優先したい

ゴム製

ゴム製のまな板

ゴム製は、プラスチック製と木製の特徴を“いいとこ取り”したようなバランスの良い素材です。ゴムの弾力性が適度に衝撃を吸収してくれるため疲れにくく、まな板や包丁を傷めにくく耐久性にも優れています。また水はけが良くお手入れもしやすいため、衛生的に使用できます。ゴムのグリップ力が働くため、滑りにくく安定しているのもゴム製のメリットでしょう。

いいこと尽くめのゴム製のまな板ですが、ネックとなるのが熱への弱さ。加熱したフライパンの上や、調理中のコンロの近く、食洗機などはまな板が軟化や変形する原因となるため注意が必要です。しかしこうしたポイントに注意して使用すれば、使い勝手と機能性に優れた素材といえます。

【こんな人におすすめ】
  • 耐久性に優れた素材を選びたい
  • お手入れの手間や機能性にもこだわりたい

京セラキッチンがおすすめするまな板はこちら

ここまで素材別のまな板の特徴をご紹介しました。では、実際に商品を購入するならどんな商品がおすすめなのでしょうか。 ここでは京セラキッチンがおすすめするまな板をご紹介します。

【プラスチック製】カラーまな板

【プラスチック製】カラーまな板

カラーまな板」は、プラスチック素材の一種・ポリプロピレンを使用した商品です。厚さ2mmの薄さと、重量120gの軽さが特徴。適度な柔軟性もあるため、まな板をそのまま持ち上げて食材をさっとフライパンや鍋へ入れる使い勝手の良さに優れています。プラスチック製ですが、食材が滑りにくいのも京セラキッチンの「カラーまな板」の魅力。

カラーまな板を使用してパンを切る様子

また抗菌仕様や台所用漂白剤の浸け置きも可能なため、常に清潔な状態をキープ。この他にもまな板の表面には調理中に便利な目盛りや、引っ掛け穴を使って吊り下げ収納ができるなど、うれしい機能が備わっています。

【ゴム製】ブラックカッティングボード

【ゴム製】ブラックカッティングボード

ブラックカッティングボード」は、合成ゴムを使用したまな板です。

木製まな板に比べ3倍の傷強度があり、菌の温床となる深い包丁傷を作らないため、衛生的に使用できます。吸水性が低い点も雑菌やカビの繁殖を防ぎ、熱湯消毒や漂白除菌も可能なので、お手入れの手間を減らしながら清潔な状態をキープできます。

ブラックカッティングボードを使用して野菜を切る様子

また刃当たりの良さにもこだわっており、合成ゴムには天然木の粉が練り込まれています。これにより木に近い木肌のような感触と、適度なゴムの弾力が合わさったソフトで心地よい刃あたりを実現。ゴム製素材の適度なグリップ力に加え、やや重量を持たせることで滑りにくく安定感があるのも、ブラックカッティングボードの魅力です。

高級感のある見た目も特徴で、キッチンに立つ時間に快適さを与えてくれるおすすめ商品です。

素材別の特徴を知ればあなたにぴったりなまな板を選べる

今回はまな板の素材別の違いや特徴、選び方について解説しました。

まな板にはプラスチック製や木製、ゴム製などさまざまな素材があり、それぞれ特徴に違いがあります。この特徴の違いを知っておくと、まな板を購入するときの迷いや間違いがなくなり、あなたにぴったりの商品と出会えます。ぜひこの機会にそれぞれの素材の特徴を把握して、ライフスタイルにぴたりとフィットするまな板を探してみてください!

京セラキッチンでは、プラスチック製の「カラーまな板」やゴム製の「ブラックカッティングボード」など、素材別のまな板をご用意しています。機能性はもちろん、使い勝手の良さや使い心地にまでこだわった京セラキッチンのまな板を、ぜひ一度ご自宅のキッチンでお試しください。

ブラックカッティングボードはこちら


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