ご家庭のキッチンで毎日大活躍しているプライパンですが、お店に行くと種類が多くてどれを選んだら良いか迷いますよね。ここでは、京セラのセラミック加工を施した「セラブリッド フライパン」の特長をご紹介します。コーティング系のフライパンは劣化が気になる方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、正しい使い方をすればコーティングの効果は長持ちするものなのです。

◆セラミック加工フライパンの魅力とメリット◆

①遠赤外線効果でじっくり火が通る

セラミックスは、温度が上がると遠赤外線を放射する性質があります。 この遠赤外線には、食材を内側から温めてくれる効果があり、この効果により表面を焦がさずに、中までしっかり熱を通すことができます。お肉やお魚が、ふっくらジューシーに仕上がりますよ。

②硬く、耐食性が高いから長持ち

セラミックスは硬い材質のため、金属製のフライ返しも使うことができ※、また、耐食性が高いため、食材に含まれる塩や酸にも強く劣化しづらい特長があります。
※角が丸いヘラをご使用ください。

③お手入れが簡単

セラミック加工は汚れがつきにくく、洗浄が簡単。しつこい汚れにはメラミンスポンジを使うことができ、お手入れが楽です。

④安全性の高さ

セラミック加工には有害物質(PTFE/PFOA)は一切使用していないので、安全、安心です。高温になっても有害な物質が出ません。(ただし、コーティングの劣化につながる場合がありますので、ご注意ください)

◆ご使用時のポイント◆

❶ 中火以下で使用してください

熱まわりが良いため、火が強すぎると焦げ付きの原因になります。中火(鍋の底に火の先が少し触れる程度の火加減)でも十分ご使用になれます。

調理中の温度の目安は、160℃から180℃です。中火で予熱後も表面温度は上昇します。焦げ付きが気になる場合は予熱後に火力を弱火に落としてください。

❷ 必ず油を使用してください

フライパンに少量の油を入れ、折りたたんだキッチンペーパーでまんべんなく延ばします。「油を引く」というよりは「油を擦り込む」ようなイメージで、フライパンのふちまでしっかり油を伸ばしていきます。

【!】油には、フライパンへのひっつき防止だけでなく、食材を保護(コーティング)したり、熱を均一にしたり、風味付けしたりと、料理をおいしくする役割があります。

❸ 中火で予熱後は、火力を弱めて調理してください

中火では予熱後も温度が上昇します。

予熱時間は中火で1分にしてください。(約150℃)
予熱後は火力を弱めて調理してください。食材により調理に時間がかかる場合は、火力を中火に戻すなどの調整をしてください。
熱まわりが良いため、強火ではご使用にならないでください。焦げ付きの原因になります。

❹ フライパンを休ませてください

調理終了後、すぐにフライパンに水をいれないでください。急な温度変化により、コーティングが痛む場合があります。

また、耐食性はありますが、汚れの付着はコーティングにもストレスとなりますので、ご使用後、ある程度温度が下がったら、なるべく早く洗浄してください。

実際にスタッフが使用してみました!
スタッフYコメント・・・今回は鶏肉のソテーを作りましたが、セラミックスの熱伝導の良さのおかげで、皮目はパリッと、肉汁たっぷりの美味しいソテーが出来上がりました。オーブンを使用しなくても、お肉料理がおいしく仕上げることができます!

◆長く使っていただくためのポイント◆

焦げ付き、汚れの洗浄方法

焦げ付き、汚れは、水またはお湯で流します。落ちない汚れはしばらくお湯につけふやかします。スポンジで軽くこすり、汚れを落とします。

頑固な焦げ付き、汚れを落とす場合

汚れはお湯にひたした後、メラミンスポンジに水を含ませてこすり、焦げ付きや汚れを落として下さい。焦げ付きや汚れを落とさずにご使用されますと、その部分がさらに焦げ付きます。
セラブリッド フライパンのお手入れには市販のメラミンスポンジ※のご使用を推奨します。
※メラミンスポンジとは、白くて弾力のある、水をつけてこするタイプの台所用スポンジタワシです。

汚れの種類によっては、以下の方法が効果的な場合があります。
メラミンスポンジで内面を磨き、水分をふきとり油をたっぷり(約1cm)入れて弱火で熱します。油が180℃位の温度になったら油をオイルポットにうつし、キッチンペーパーで拭き取ります。その後、適量の油を入れて調理してください。
目に見えない微細な汚れが浮き出し、焦げ付きが軽減されることがあります。

京セラのセラブリッド フライパンはいかがだったでしょうか?使い方のコツを掴めば、食材がふっくら、そしてジューシーに仕上がるフライパンです。お肉料理やお魚料理などにぜひご使用ください。