湿度や気温が高くなり、ジメジメとした毎日が続く梅雨の季節。キッチン用品を使っていると気になるのが、雑菌やカビの発生です。食品に直接触れるキッチン用品は、いつでも清潔で衛生的な状態をキープしておきたいですよね。
そんな方におすすめしたいのが、漂白除菌が可能なキッチン用品です。今回は、梅雨の湿気対策への知識として、雑菌やカビが増殖する条件や漂白除菌の効果について解説します。また、漂白除菌が可能なキッチン用品もあわせてご紹介していますので、商品選びの参考にしてください。
なぜ梅雨に?雑菌やカビが増殖する3つの条件
梅雨は雑菌やカビが増殖しやすい季節として知られていますが、そもそもなぜこの時期になると急に雑菌やカビが増殖するのでしょうか。
まずは梅雨の湿気対策への予備知識として、雑菌やカビが増殖する3つの条件を見ていきましょう。
1.水分│湿度が高く水気が多い環境は雑菌やカビが増殖しやすい
1つ目は水分です。
湿度が高く水気が多い環境は、雑菌やカビが増殖しやすい条件です。ジメジメとして日差しが少ない梅雨の時期は、雑菌やカビが増殖する絶好の環境。
特にキッチンスペースは水気が多くなりがちなため、洗浄やお手入れに気を配っていても、なかなか乾燥や除湿が追いつかず、雑菌やカビの発生を許してしまいます。
2.温度│20℃~50℃の温度は菌が活発に
2つ目は温度です。
菌やカビは20℃~50℃の温度帯(菌の発育に適した温度)で動きが活発になり、増殖するとされています。梅雨入りする5月末~7月上旬は全国的にも気温が上昇し、増殖するのに適した条件といえます。
3.栄養│食材の残りかすや汚れは菌にとっての栄養に
梅雨の季節とは直接つながりませんが、雑菌が増殖するのに欠かせないのが栄養です。
キッチン用品に付着する食材の残りかすや汚れは、増殖するための栄養になります。特に肉や魚といったタンパク質を豊富に含む食材は、雑菌の大好物。キッチン用品の細かい隙間や傷にこうした食材が残っていると、そこから雑菌やカビが一気に増殖してしまいます。
キッチン用品の雑菌やカビの発生・増殖を防ぐには漂白除菌が効果的
では、梅雨の季節に、キッチン用品の雑菌やカビの増殖を防ぐにはどんな方法が良いのでしょうか。
効果的なのが定期的な漂白除菌です。
キッチン用品の使用後は、毎回しっかりと洗浄し、水気をきちんと拭いて乾燥させてから収納するのが基本です。しかし、どんなに気を配っていても、目に見えない汚れや雑菌は残ってしまいます。そんな場合でも台所用漂白剤を使えば、目に見えない雑菌までしっかり除菌が可能。キッチン用品をいつでも清潔な状態で使用できます。
漂白除菌の頻度は、キッチン用品の使用頻度にもよりますが、1週間に1回程度が目安です。使用頻度が多い場合や梅雨時期で汚れが目立つ場合は2~3日に1回程度の間隔で漂白除菌をすると、より効果的でしょう。
台所用漂白剤での浸け置きができる素材だとより衛生的!
漂白除菌をする場合は、あらかじめキッチン用品の取り扱い説明書を確認し、台所用漂白剤が使用できるか確認しておくのがポイントです。製品の素材によっては漂白除菌ができない場合や、使用方法が限定される場合があります。キッチン用品を傷めず、長く使い続けるためにも、正しいお手入れ方法を守りましょう。
これから新たにキッチン用品を購入する場合や、買い替えを検討しているなら、漂白除菌が可能な商品を選んでおくと、お手入れの手間がかかりません。特におすすめなのが台所用漂白剤での浸け置きができるセラミック素材。目に見えない雑菌、しつこいカビや汚れも、浸け置きでの漂白除菌ができれば、手間をかけずに衛生的な状態をキープできます。
【おすすめを紹介】漂白除菌も可能なセラミック製のキッチン用品
ここからは、セラミック製のキッチン用品を購入したい方へ向けて、京セラキッチンのアイテムから、おすすめの商品をご紹介します。
ナイフ | cocochical(ココチカル) セラミックナイフ 三徳 14cm
「cocochical(ココチカル) セラミックナイフ 三徳 14cm」は、セラミック素材を使用したキッチンナイフです。
刃が食材に吸い込まれていくような、軽くて鋭い切れ味が特長。一般的な金属製ナイフに比べて重量も半分程度なので、調理中の手首への負担を少なくしてくれます。持ち手(ハンドル)の設計にもこだわり、握りかえがしやすく自由度の高い持ち方が可能です。
セラミック素材は金属イオンが発生しないため、金気が移る心配がなく、食材本来の味や香りを楽しめます。
セラミック素材を使用しているので刃が錆びる心配もなく、日常的な漂白除菌や台所用漂白剤での浸け置きで清潔な状態を保てます。
スライサー | セラミックスライサー(厚み調節機能付き)
「セラミックスライサー(厚み調節機能付き)」は、セラミック刃を使用した調理用スライサーです。
こちらの製品には食材の厚みを3段階(0.5mm 1.3mm 2.0mm)で切り替えられる厚み調節機能がついており、食材や好みの厚さに合わせて調理が可能。セラミック刃は鋭い切れ味はもちろん、金属イオンが発生しないため食材に金気が移らず、味や香りをそのまま楽しめます。
セラミック刃は錆びる心配がなく、お手入れが簡単。台所用漂白剤での浸け置きもOKなので、いつでも清潔で衛生的に使用できます。
ピーラー | セラミックピーラー
食材の皮むきや下ごしらえで重宝するのが、「セラミックピーラー」です。セラミック刃を採用しシャープで軽やかな切れ味を実現。刃が斜めになっているので、食材への抵抗が少なくスムーズに調理ができます。
もちろん台所用の漂白剤を使ったお手入れや浸け置きにも対応しています。
細長い食材の皮むきやスライスにおすすめなのが縦型形状の「セラミックピーラー(縦型)」です。包丁のように親指を添えて使用でき、小回りが利くため細かい作業にはぴったり。ささがきのように食材を薄くそぎ落とす場面には特におすすめです。もちろんこちらの商品もセラミック刃を使用。漂白除菌や浸け置きなどのお手入れが可能です。
セラミック製のキッチン用品でいつでも安心・清潔にお料理を楽しめる
今回は梅雨の湿気対策への知識として、雑菌やカビが増殖する条件や、漂白除菌の効果についてご紹介しました。
湿度や温度が高くなる梅雨の時期は、雑菌やカビが増殖するのに適した環境といえます。キッチン用品をいつでも清潔な状態にキープするには、日常的な洗浄だけでなく定期的に漂白除菌をするのが効果的です。
京セラキッチンでは、漂白除菌や浸け置きも可能なセラミック製のキッチン用品を多数ご用意しています。食材を調理するキッチン用品だからこそ、しっかりお手入れができ、いつでも安心・清潔な状態でお料理ができる製品を選んでみましょう。
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